2011年の展望
2011年が、明けて新しい年が始まりました。本年も、岐阜シティネットワーク有限会社をよろしくお願い申し上げます。
さて、2011年の情報通信は、どうなっていくでしょうか?弊社なりに独自に展望してみたいと思います。
2011年は、ネットワークセキュリティ問題が、さらにクローズアップされ、その強化が図られる年となりそうです。2010年に日本中を驚かした、尖閣列島ビデオ流出事件や、ウィキリークスが、ネット上に流したアメリカの国防に関する記事など、日本国内はもとより、世界中で、こうした情報流出事件が、頻繁に起こるようになってきました。
これは、インターネットと言うネットが、巨大化してきたことなどが背景にあり、クラウドコンピューティングなどのサーバーに関すセキュリティーの脆弱性などが問われてきていることが最近になって特に話題となっているからです。
インターネットは、もともと情報の分散化のために、1960年代にアメリカで始まったネットワークです。情報を保護するために始まったネットが、ある意味問題の情報を、一部の人々の手によって、世界中に流されてしまうと言う、矛盾が発生しています。
個人情報保護の観点から、本来サーバーを預かるもののポリシーが必要ですが、それも守らないサーバー等々が、世界には存在してしまっています。やはり、人間のネットワークに関するモラルは、どうしても避けて通れません。
そんな意味で、2011年は、これらサーバーも含め、ネットワークセキュリティーが、ますます強化される年となりそうです。
今年は、卯年です。うさぎのように、良い情報が、ネットを飛び跳ねる年であってほしいと願うものです。